一般向け
2024 フイルムライブラリー 上映会
2024年度フィルムライブラリー上映会のお知らせ
期 日 2022年8月31日(土)
場 所 大分県教育会館多目的ホール
大分県大分市大字下郡496-38
日 程 受付 19:00~
上映 19:30~
ピッピ船に乗る
おこりじぞう
トビウオのぼうやはびょうきです
(昼食・休憩・パネル展示見学)
森は生きている
ひろしま
その他 ◎ 視聴は無料です。
◎ 途中入場・途中退場できます。
都合の良い時間・見たい作品をご覧ください。
◎ 視聴後、簡単なアンケートにご協力ください。
◎ 駐車場は第2駐車場をご利用ください。
上映作品紹介
作 品 名 | 備 考 | 物 語 ・ 解 説 |
ピッピ船に乗る | アニメーション 84分 1970年 | (解説) タカ・トカ島で王様になったピッピの父・長くつした船長は、もうすぐやって来るピッピの誕生日とクリスマスのために、金貨をたくさん残し、再び南の島に戻っていった…。 大きなケーキを焼いてトミーとアニカを招き、誕生パーティをひらくピッピ。そしてクリスマスの日に初めて学校に行って一騒動を起こすピッピ。またもピッピの金貨を狙って現れる強盗。町はピッピの巻き起こす大旋風で大騒ぎ。 |
おこりじぞう | アニメーション 27分 1983年 | (物語) 広島には「おこりじぞう」と呼ばれる、怒った顔のおじぞうさんが立っている。でも実は最初からその表情ではなかったようだ…。 原子爆弾に襲われた少女の苦しむ姿に、穏やかだったおじぞうさんの表情がだんだん…。 (解説) 今の子どもたちの目線で観る現在の広島の風景は実写で描かれ、おこりじぞうと少女にまつわる戦時中の悲しい物語が人形アニメーションで描かれる。戦争の悲惨さが、かわいらしい人形のキャラクターの悲しみや怒りの表情によって、痛切に表現されている。 |
トビウオのぼうやは びょうきです | アニメーション 19分 1982年 | (物語) 人間がおこなった水爆実験で魚たちの住む海底の世界はめちゃくちゃにされてしまった。お父さんが爆発で死んだとも知らず、ずっとその帰りを待っているトビウオの坊やも爆発の影響で重い病気にかかってしまい、寝たきりになってしまう。 (解説) 1954年3月1日、太平洋の沖合ビキニ環礁でおこなわれたアメリカの水爆実験に巻き込まれた日本の漁船・第五福竜丸。このとき日本は広島・長崎につづき、三たび核の脅威にさらされた。この事件を題材にした、いぬいとみこの童話「トビウオのぼうやはびょうきです」をアニメーション化したのがこの作品。魚の家族の悲しみと苦しみに、原水爆の恐ろしさと平和の尊さを子どもたちに伝えたいという願いを託して製作された短編アニメーションの秀作。 |
森は生きている | アニメーション 60分 1956年 | (物語) ある北国の女王から、雪の降り積もる真冬に、4月に咲くマツユキ草をもってきた者に賞金を出すというおふれが出た。みなしごのアーニャは、強欲な老婆の命令で吹雪の中をマツユキ草を求めて森をさまよう。 その姿を見た森の12月の妖精たちは、アーニャに幸福を授けようと話し合うのだった…。 (解説) 大みそかの夜に12月の妖精が森に集うというスロワキア地方の伝説を、ソビエトを代表するアニメーション作家イワン・イワノフ・ワノが柔らかいタッチの絵で、美しいアニメーションによって描く心温まるメルヘン。レフ・アタマーノフの『雪の女王』と並ぶソビエト・アニメの名作。 |
ひろしま | モノクロ 108分 1953年 | (解説) 原爆を体験した広島の子どもたちの作文集『原爆の子』をもとにした日教組の自主製作映画。 白血病で倒れる女子生徒、精神的に歪められた男子生徒など、それぞれの家庭をドラマティックに描いていくが、関川監督はさらに、原爆下の地獄絵図に力を込め、阿鼻叫喚の修羅場を克明に再現し、ドラマの臨場感を高めている。 そして再軍備の様相が現れ始めた当時の切迫した危機意識と反戦感情が、自然主義的なリアリズムの中に一丸となって我々に迫り、訴えかけてくる。 |
※ 物語・解説の表記については、ライブラリ整備時点のママです。